OpenWRTをRaspberry pi 3Bmod+にインストールして、ipアドレスを192.168.1.1以外に変更したあといつもやっていることを記事にしてみました。
やっていること
- luciの日本語化
- wifi AP化
- OpenWrt<===>Linux,win10とのファイル共有にsftpを使えるようにする
- .bashrcが無くて不便なので、代替策でaliasを登録しsysupgradeを使えるようにする
- システムのバックアップ
- おれ環(俺環境): adblockで広告ブロック
記事中インストールしたアプリは以下のコマンドで一括インストール可能です。記事最下部にも同じものを載せておくのでどうごご活用ください
opkg install luci-i18n-base-ja openssh-sftp-serveropkg install adblock luci-app-adblock luci-i18n-adblock-ja
luciの日本語化
opkg update
opkg install luci-i18n-base-ja
F5でリロードで日本語化。Pi3mod 以外にも古いバファローのルーターへもOpenWrtをインストールしてあって、そちらでもちゃんとLuciのウェブインターフェースがゴリゴリに動くから本当に便利。開発者様へは感謝しかない
wifiAPの設定
2.4GhzでWifiAP化するコンフィグをこちらで載せています。
「〜Ghz?で、〜モードってどうするの?」
という疑問に答えられている内容となっています。
OpenWrtとのファイル共有はsftpで
LinuxのファイラーからOpenWrtのルートディレクトリにアクセスできるとすごく便利。
opkg install openssh-sftp-server
samba scp tftpなど別の方法があるなかで、sftpであれば上記ワンパッケージでインストールすればすぐ使えるのが楽だったのでsftpサーバー化。
Linuxのファイラーからは、urlを打てばsftpサーバーのディレクトリをマウントできますが、WindowsのExprolerってどうだったっけ。。。
sftp以外のファイル共有方法は以下でどうぞ。ご活用ください
「OpenWrtには .bashrc ってないの?」問題
sysupgradeコマンドをショートカット登録OpenWrtには、Ubuntuでいう# apt upgradeやArchLinuxでいう# pacman -Syuコマンドがありません。以下のワンライナーが該当するコマンドになります。一括アップグレードコマンド。
opkg list-upgradable | cut -f 1 -d " " | xargs opkg upgrade
- opkg list-upgradable .... アップグレード可能パッケージをリスト表示。事前にopkg updateが済んでいなかったり、アプデ候補パッケージが特にないときはエラーになります。
- | cut -f 1 -d" " .... upgradeコマンドを走らせるにあたり無駄な文字列を削除。(意味: デリミタ区切り文字を" "にして1列目のみ切り出して、xargsに渡す)
- | xargs opkg upgrade .... すべてのパッケージをアップグレード
この1ライナーを /etc/profile.d/yourscript.sh に記述することでオリジナルコマンドを登録できる。これは公式Wikiのやりかたです。
”” 引用開始
User profile customization example.
# Configure profile mkdir -p /etc/profile.d cat << "EOF" > /etc/profile.d/custom.sh export EDITOR="nano" export PAGER="less" alias bridge="bridge -color=auto" alias diff="diff --color=auto" alias grep="grep --color=auto" alias ip="ip -color=auto" EOF . /etc/profile
”” 引用ここまで
OpenWrtシステムバックアップ
ここまで以上が私が毎回行っている必須設定となり、これのバックアップを取っておけば何かミスったとき、Luciにアクセスできさえすれば復旧できる。バックアップはLuciで一瞬で行える。Luci>システム>バックアップとフラッシュ。アーカイブを作成ボタンをクリック
[OpenWrt Wiki] Backup and restore
Backup and restore This article relies on the following: * Accessing OpenWrt WebUI * Accessing OpenWrt CLI Introduction * This how-to describes the method for performing OpenWrt file-level backup/restore. * Make sure to save and restore user-installed packages. * Follow Preserving configuration to determine whether to keep the settings. * Follow
(お好みで)adblockで広告ブロック
opkg install adblock luci-app-adblock luci-i18n-adblock-ja
さいごに
ここまでにインストールしたアプリ。
opkg install luci-i18n-base-ja openssh-sftp-server
opkg install adblock luci-app-adblock luci-i18n-adblock-ja
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