【オプソドライバ OpenTabletDriver】XP-Pen Artist 12 2nd Gen の公式ドライバに限界を感じて OpenTabletDriver に乗り換えた話 【Linuxお絵描き】

Linux環境で液タブ「XP-Pen Artist 12 Pro (2nd Gen)」を使おうとすると、びっくりするほど日本語の情報がありません。

「動くの…?動かないの…?」
と足踏みしているLinux液タブ難民のために記録を残します。
  • OS / DE: Manjaro Linux (Xfce4)
  • 使用アプリ: AzPainter2 / Krita / Inkscape / Gimp

XPPen公式のLinuxドライバも、描くだけなら問題はなにもありません。しかし、作業を始めるとじわじわとストレスが溜まる「いまいちな点」がありました



公式ドライバ謎仕様

  1. 設定が自動ロードされない(毎回手動ロード)「毎回これやるの…?」問題: OS起動のたびにXPPEN GUI設定アプリを開き、モニタマッピングを毎回手動で読み込ませる必要があります。
  2. Ctrl+Z の連打拒否: 液タブ本体のサイドボタンに Ctrl+Z を割り当てても連打できません。バウンシング(チャタリング)対策?なのか、1度の押下で約2秒間程度次の入力を受け付けない謎のおあずけタイムが発生します。
  3. ボタン長押しが3秒で切れる: キャンバスのパン移動(ミドルクリック)をボタンに割り当てても3秒経つと強制解除される。つかみっぱなしができない。
1がめっちゃきつい。2は作業のテンポ感が悪くなるのがびみょい。




OpenTabletDriverを導入したら世界が変わった

オープンソースの OpenTabletDriver (OTD) を導入してみました。結論から言うと大勝利でした。

  • ボタンマッピング完全動作: Ctrl+Z の連打もサクサク機能。長押しも途切れも発生しない。ペン側のボタンに割り当てたミドルクリックが完全動作。
  • ペン反対側の消しゴム機能が復活: 公式ドライバでは息をしていなかった(確か効いていなかった)ペン後ろの消しゴム機能が使えました。
  • 設定の自動ロード: 毎回マッピングしなおさなくてよくなった。



OpenTabletDriver +Artist 12 second 縦置き設定

Xpepnを縦置き(Rotation 90°)でプライマリディスプレイの横に置いて使用している私の設定環境を晒します。



1. Xfce4のディスプレイ設定

画像1:Xfce4の設定画面(右回転で縦置きディスプレイに配置)

Xfce4の「設定 > ディスプレイ」にて、液タブ(UGD 12")をプライマリーディスプレイの横に配置し、回転を「右」に設定して縦置き化。この設定が以下2のGUIアプリで使用されます。



2. OpenTabletDriver GUIの設定

画像2:OpenTabletDriver GUIでのエリアおよびRotation 90°設定
OpenTabletDriverの「Output」タブにて、液晶画面の回転に合わせてタブレット領域側も設定しています。
  • Display area: Width 720px / Height 1280px / X 2280px / Y 640px
  • Tablet area: Width 148.08mm / Height 263.19mm / Rotation 90°
ここで設定しているのはXppen液タブのマッピングです。上部Displayセクションでは、プライマリディスプレイとXppenの配置構成が枠として示されるので、右クリック>Set to Displayで割り当てることができます。緑色の領域で示されるエリアがXppen割り当て。

下部Tabletセクションでは、Rotationを1のXfce4のディスプレイ設定で指定したロテーションに合わせ90度を指定しています。




さいごまでお読みいただきありがとうございました

LinuxでXP-Penを使っていてボタン挙動や設定保存にモヤモヤしている方は、迷わず OpenTabletDriver を試してみてください!


XPPEN公式ドライバもアップデートが現状(2026/08/09現在)リリースされており機能に問題はありません。

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