Youtuberの吉田よしおさんが紹介していたのがきっかけで購入したAmazonで1万円で購入できるな3DプリンタEasyThreedX1/RABISTS。私は1台目をAlliexpress公式ショップより購入し、到着後2週間で壊して使用不能にしAmazon.jpで買い直したので現在2台目。2台めは普通に調子よく使用できています。
ハマりにハマっている3Dプリンタの、キャリブレーションに土曜日まる1日費やした結果といまのところいろいろ調べて、断片的だけどわかってきたこと・用語まとめ報告記事を行いたいと思います。いろいろわからないこと多すぎ。
xyzキューブやファン速度・ノズル温度のキャリブレーションをしてわかったこと
コンフィグはNoteのYanさんという方の記事を参考にさせてもらいました。
【CURA Tips】キューブと船でプリント設定を改善する方法|Yan|note
どもどもYanでっす。 本日のお題は「テスト用モデルを使って設定を決めていく」でっす。 MEGAの様に専用のスライサーが付属していない3DプリンタはCURAなどの汎用スライサーを使うことになります。機種ごとに特化したものではないので、ある程度余裕を持った値が設定されていることが多いです。 それでもいろいろなプリンターでテストをしているパラメータのはずなので、大きな破綻などは出ません。 自分のプリンタに合わせて余裕を持たせてある値を最適化してあげることでプリント速度を速くできたり、品質をあげられる可能性があります。 注意事項 スライサーの設定は各項目が影響を及ぼしあっていて
- 【CURA Tips】マテリアル毎の適正パラメーターの探し方|Yan|note
- 【CURA Tips】CURAで詳細設定からリニアアドバンスの値を設定する|Yan|note
- 【CURA Tips】テストに最適「レイヤー毎にパラメーターを変える方法」|Yan|note
Yanさんが書かれている内容が死ぬほど実践的でわかりやすい。記事をもとにXYZキューブ、最適ノズル温度・ファン速度調整などをおこなった。
これ0.4mmでやってます。
リンク先の通りにやればそれなりにつかめてくるとおもうけどXYZキューブでは
- 外壁印刷速度を落とすと印刷の品質はあがる傾向あり
- 印刷の 加速度を落とす と印刷の品質が上がった。特に外壁のブツブツが減ってきれいな見た目になった
- K値はプラグイン(Liner Advance Setting)を追加することで設定を選べるようになるが、効果があったのかわからない。変化を感じ取れなかった。
- PLAのノズル温度は200〜205度くらいが、今使ってるフィラメントだと、いい感じ
- ファン速度は別に100%である必要がなく、今使ってるフィラメントだと、80%前後が仕上がりがよい
- PLAはステージへの定着がよいので、ノズル先端とステージとの距離が適切ならブリム・ラフトはまぁ不要だし、初期レイヤ幅や初期レイヤフローを減らしても剥がれたりは起こらない。ノズル温度によって変化はあるかも
- エクストルーダーのキャリブレーションは行っていない
- ノズル設定を200℃〜にすると印刷物の表面に光沢が強くでる。逆に180~195℃くらいだと表面がマットな質感になる
- 温度が220℃〜はファン速度を100%にしても冷却が足らずブリッジが垂れる
- ウォールの印刷品質(見た目)は、ノズル温度の高低ではあんま変化なし
- X1でうるさいのはノズル冷却用のファンの方。100%ぶんまわしじゃなくても大丈夫なら、極力回転数を下げたい。ブリッジテストでだいたい70〜100%くらいでいけそうな感じ。70%にすると結構静か。
X1はUSBケーブルを介して通信可能な機種。LANに参加させることもできる。X1をリモートで操作するには
最初USBケーブル経由でX1へgcodeを直接送る方法はないの?と思ってしらべていたら、OctoRrintのフォーラムにX1のことについて質問されている方がいて「Printrunで動いたらOctoprintでもつかえるかもよ」という返事が。ためしてみるとPrintrunで以下の動作が確認できた。
- USBケーブル越しのシリアル通信・コンソールのメッセージ表示
- x y z 座標軸モーター操作
- gcode送信
「ってことは!?」ってことで、2Repetier-Serverを試してみたらみごとX1へLAN越しにワイアレスでgcodeを送信することができた。まとめると
- Printrun 3Dプリンタデバッガ的ソフト
- Repetier-Server プリンタサーバーアプリ。RaspberryPiをプリンタサーバー化
- OctoPrint.org raspberry piをプリンタサーバー化
1,2はWindows,Linux,Mac環境すべてで使用できるアプリで、3はRaspberryPi専用OSイメージというかんじ。平時利用しているプリンタ(紙の方)にネットワーク機能ってありますよね?スマホやPCからワイアレスで印刷可能になるやつ。同じで、X1とPCやPiが手元にあればX1をネットワーク経由でいろいろ操作やgcode送信による印刷を行えるようになる。
机の上を片付ける
この文献では、3Dプリント時微粒子とVOCが放出されることでの健康への悪影響を抑えるため3Dプリンタにフィルタをつけることを推奨しています。動物実験からは、微粒子は嗅覚器官を通って脳に移動する可能性があるとされています。 http://nature3d.net/explanation/filament_toxic_fumes.html
とあるブログを読んでてて、記事にかかれていたのは自然由来で環境にやさしいと歌われるPLA素材だけど、加熱してフィラメントを溶かすと人体へ悪影響を及ぼす有害物質を多くなくとも発生させていて、長期に渡って使用するとユーザーの健康状態へ悪影響を及ぼすかも、なんて。
とりあえず窓のそばにプリンタを移動せて、これからはプリント中は換気を行うようにする。こういうのをみると、3Dプリンタを通気性のよい場所へおきたくなってくるので、プリンタサーバーを立ててワイアレス化する需要がありそうだ
Curaはプラグインを入れると使いやすくなる
Curaのプラグインは右上のマーケットプレイスよりインストール可能です。例えばこのオートスライシング切り替えボタンは、オートスライシングのトグルボタンを表示してくれます。オートスライシングは、コンフィグをいじると自動でスライスを開始してくれる機能でこのプラグインは気が利いてて便利です。他にも探せばいろいろ
最後 調べてわかった用語とか
- Arduinoベースの3Dプリンタのオープンソースなファームウェア・システムのうちRegRap式というものらしい。
- MarlinとはRegRap式3Dプリンタファームウェアのよりカスタマイズフルなファームという感じか?
- AmazonやAliexpressで購入できる中華メーカーの3Dプリンタは、構造・ファーム・仕組みの基幹部分はだいたいオープンソースのものが使用されているため、共通規格・ソフト・パーツ・ノウハウは流用できる(ものが多いはず) 例) Ender
- オープンソースが元ということは、ある機種で評判の良いところは他の機種に当てはまるし、逆に評判の悪いところは同様に他の機種にも当てはまる、可能性があるということ。とすると、Amazonレビューの良し悪しや販売メーカーの対応の良さが購入の決め手になる?
- 個人で安く3Dプリンタが購入できるようになった = 3Dプリンタの社会的ムーブメントは下火になって久しい ということ
- 3Dプリンタでなにか作るの死ぬほど面白い
まとめ 最後までお読みいただきありがとうございました
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