FreeCADでザクの動力パイプ(大河原邦男版)をモデリングする

突然ですが、FreeCADでザクの動力パイプ(大河原邦男版)をモデリングしてみました






混合曲線でスイープパスをつくる


黄色の線 = スイープパス をつくります




XY YZ平面 にSketcher曲線を描いて押出しPad





スライス処理SliceApart

Sliceのエッジ=黄色の線をスイープパスとして使用




パイプ用の○を描く

Sketcherで○をかいてさっきのパスにスイープSweepさせて動力パイプにする。








トーラスで動力パイプにつなぎ目を入れる


トーラスをパイプにAttatchmentして、Draftでスイープパスに沿ってトーラスをPathArray(パスに沿うように配列)


パラメータ Align : true Count: 8 



動力パイプからPathArrayを切り取り


Mirrorで完成!!





モダンザク動力パイプ

円柱をスイープパスにPathArrayさせてみた。しかしこれはNGだた。

近づいてよく見ると、自動では円柱がきれいにパスに沿ってくれないものがある。円柱1つ1つ手作業で角度調整しないといけないし、こういうモダンな感じではなくて、大河原邦男ザクの動力パイプのほうが好みなので微妙だった。多分パスの接線を意識すればいいんだろうけどなぁ・・・・・



PathArray失敗例

マイナス用の切り抜き物体をトーラスではなく、↓のようなSolidでおこなったところ。

スイープパスに沿わない配置になってしまって困惑した。Solidの位置を基準にして配置してる・・・・??


回避策はこちら動画
MangoGerrySolutionsの動画はほんと勉強なる。

回避策1:Solidを原点(0,0,0)に配置してPathArrayする。
プロファイルにするSketcherの原点をスイープパスが通過しているというのが原因というか理屈。SolidはSketcherから作ったものだから、つまり、Sketcherを原点(0,0,0)で作成すればうまくいく。直感的でないけれども。

回避策2:パスをJoinCurve(CurveWorkbench)してNURBS曲線に変換してからPathArrayを実行
Curveワークベンチ未履修の方は「なぜ?変換の必要があるの?」状態だと思います。JoinCurvesするとうまくいくのです(エアプ)。JoinCurveすることでパスが1本の線になるということが重要ということのはず。



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